気をつけて!彩度警察が来ちゃう(笑)
企業がTwitterに投稿した紅葉写真、彩度上げすぎではないかと指摘されておりました。SNS内だけの炎上にとどまらずNHKでも報道されたということで今後、写真を使用した企業のコミュニケーションに影響を及ぼすかもしれませんね。今回はこの件だけでなく、写真の彩度を上げる、上げすぎる、もはや息を吸うようにサイドマックスにする、そういった傾向について語りたいと思います。みなさんのコメントもお待ちしております。
報道は以下のリンク先に
“色加工しすぎ” ゼンリン SNSに投稿の紅葉写真 指摘認め陳謝 | IT・ネット | NHKニュース
今回の件は企業SNSアカウントという括りの出来事ですが、公募展などを観に行っても感じる部分ではあります。写真には絵画と比べてより物事を正確に伝えることができる(可能性が大きい)という特性があります。ゆえに見た人には、本当に起きたできごとや状態だと思ってしまう力がどうしても働いてしまいます。その点を踏まえて、うまくSNSでコミュニケーションをとれると良いですね。
#沼より深い話 #紅葉写真 #サイドマックス #彩度 #写真 #画像加工 #RAW現像 #五稜郭 #ゼンリン #NHK #SNS #Twitter #カメラ #Photoshop #Lightroom #画像加工 #写真加工 #炎上
若いころレタッチの職務を通して興味深い体験をしたことがあるので、こちらのツイートから始まる一連のスレッドもお読みいただくと良いかもしれません
ご参考まで
フィルム時代もフジのベルビアの発色は如何なものか…論争があったと記憶しています。
サイドゼロの白黒写真は誰も問題にしないのは何故なのでしょう。あれも何かを隠したり出来るわけですが、誰もが白黒写真と認識出来る故に改変が許されている?(白黒しか無かった歴史的経緯はおいといて)
フィルムでもデジでもカメラで撮った画像は少なからず脚色されて出力されるので厳密には全部嘘。ならば好きなだけ彩度いじれば良いと思います。求められるのは事故や観光誘致で証拠写真として利用される画像の保証。カメラメーカーの認証マーク付き無脚色出力でも有ればと思います。で、認証マーク無しなら加工画像と認識出来ますからマーク無しの作品は好きなだけサイドマックスで。
私はあまり弄らないで記憶色に留めてますがインスタとか見ると映えを意識した写真も最近増えてきましたね…
好き好きなのでそれはそれでイイとは思ってましたが観光誘致などでやっちゃったらアカンわなぁ…と思いました。
その場所に行った事のある人なら季節の色合いの度合いを時期で判断して「あーイジってるなぁ…w」とか思ったりもできるでしょうが行った事ない人が見て期待して行ったら彩度を上げた分だけガッカリするのでしょうね…
肉眼での再現性に縛りを設けられたら、星空の写真なんか全滅ですよね。
長野や四国カルストに行っても天の川あんな風には見えないし…。
SNSの普及によって見る側の声がデカくなった(しかも汚い方向に)のが、今回のような事が起こる要因の一つじゃないかなと思います。
僕としては他人の表現にガタガタいうなよと。黙って目を背けりゃいいじゃん、と思います。ワーワー言ってる奴ら自我肥大し過ぎだよ。
最近は無加工にハマっている
どこまでやっていいのか、という線引きがない以上は特に問題のある投稿だとは思いませんでした。
問題があるとすると「こんなにも美しいとは」という部分ではないかと。
しかし改めて思うのは我々が目にする写真の99%は加工された写真ですね。良し悪しは別として。
一般的にカメラは赤を撮るのが苦手ですよね。一方で人の眼は赤に強いです。赤を赤として捉えることに長けています。
ですから、多少は彩度を上げて人間の眼が見たものに近づける必要があるのです。だから、私もちょこっと上げます(笑)
こういう場合は、「いじらないこと」に美学はないと思います。
誇大広告って話なら、ちょいちょいですが、どこにでもあり得る話ですよね。
”今日は今日の美しさ・・” の下りは賛同しますね。救済なのか点数上げなのか、、の線引は私自身も意識したいところです。
しかし、レンズメガネでセンサー焼かないで下さいよw
写真の楽しみ方って、真面目に向き合った時間や濃度に比例して広がっていくと思ってます。
そんな中写真史も見た事無い人が多いSNSで話題になった今回の件。
彩度MAXを作品にしてる有名写真家も居ますが、彩度を悪とせず言葉を選んで語り掛ける様にエールを送りたくなりました。
以前に『ジェットダイスケ勝手に聖地巡礼』をしましたが、作例の場所も基本を大切に、丁寧に撮ってた事が分かって勝手に高感度upしましたw